May 2011

May 31, 2011

キャストの皆さんからの頂き物

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テガミバチの打ち上げでキャストの皆さんに頂いてしまったものたちを少しご紹介。

福山さんのサイン入り最新刊に、赤子グッズ。BEE!?(笑)。
ニッチ役の藤村歩さんからは「ねこづくしアルバム」。ありがとうございます!



最後は後日、沢城みゆきさんから頂いたお土産セット。
モバイルケースは謎の人工芝仕様。

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つぶらな瞳のワニ付き。

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あれ?
何か、ケツの所に・・・・?

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May 27, 2011

「water」の話 その6

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「water」の与太話し、最後はカバーの話でも。

中也の詩集で描いたような男を一人、ピンで描いたんですが、何かが足りない。
それで赤子を足して描くわけですが、なんだろう、このどこかまぬけな感じ。
神妙な顔してるけど、赤子はうんちちょっとでてるみたいな(笑)。
「汚れつちまつた悲しみに……」にある絵の緊張感はどこへやら。

でも、なんだろう。これを描いた時はそんな、まぬけな感じがしっくりきたんですね。
漫画ももちろん同じなんですが、表現ってその時の自分の中にあるものが出てしまうのが当然で、
それで、そのしっくり具合がまた大事というか。

若い時ならいざしらず、もはや取り繕わない方が自然な気がして。
まぬけがピッタリお似合いなのだぜ、って。こんなカバー絵になりました。


「shine」の時も書いたかもしれませんが、画集はその印刷の難しさから
重版はなかなか掛からないと思います。
今本屋に並んでいるものがなくなれば、もう手に入らないかもしれません。
残念な事に「そのうちでいいや…」なんて事はないかもしれない本なので、迷っている方は今、是非。
このブログはもちろん宣伝を兼ねているんですが、「Water」は自分がやってきた絵の仕事、現時点での集大成という気持ちもあるので…、
ただひたすら、見てもらえたら、って。願ってます。


そしていつか・・・・、

気が早いですが、人生で、あともう一冊。
出来る事なら、あと一冊は個人の画集を出したい。
その時のタイトルはもう殆ど決めてるんだ。

せめてあと10年。皆さんに支持されるような漫画家でいることが出来たら……出せるかな?

出来るかな〜…。
自信はない(笑)。けど。…うん。頑張ります。






28日(土)に宇都宮市オリオンスクエアにて開催される「コジマPresents デジタルまんが祭りinうつのみや」。
少しでも役に立てるならと参加させて頂いた「震災復興支援 漫画で励まそうプロジェクト」。
15:10-16:00「漫画家グッズチャリティー即売会」にて
auction No.5「サイン色紙 & サイン入りアイルボックス」が 出品されます。
サインはカラーインクと色鉛筆で描きました。公式HPで確認してみてね。
アイルボックスはレアです(笑)。

こちらも是非とも。


「デジタルまんが祭りinうつのみや」公式
http://www.manynoah.jp/digiman/index.html

May 21, 2011

「water」の話 その5

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「water」唯一の漫画は音楽家・照井利幸さんとのコラボレーションです。
この時、照井さんはブランキージェットシティを解散し、ジムスパイダー名義でアルバムを出した後でした。
ケルト&コブラというブランドを立ち上げて、まだ間もない頃。
ドメブラと一緒に何かやるのってどうですか?と軽い気持ちで当時のコミッカーズの編集長、
(現在は季刊エスの編集長。今もお世話になってます)に振ったところ、面白がってくれたのか本当にそんな話まで持っていってくれました。

基本的には、そのブランドの洋服をイラストで描くというコンセプトだったんですが、
照井さんと話をさせて頂いたら「それだけじゃつまらない」という話に。
「じゃあ、一本漫画を描きましょう」という事に。大変だけど嬉しい展開。
それにしても初対面の照井さんは怖かった(笑)。でもまたそれが格好良いわけですよ。

打ち合わせをしたのち、基本的な物語は僕が練りキャラ設定を描いて再び照井さんの元へ。
細かな世界観、例えば女の子のビジュアルは「もっとネイティブアメリカンのように」等、
ディテールや雰囲気を照井さんのイメージにすり寄せる形で原稿に入りました。


最後、仕上がった本を持って行った時に、照井さんはとても喜んでくれて、
あの時言ってくれた「いいじゃん!格好良いじゃん!」という言葉は、今も僕の中で小さな自信に繋がっています。



「WELD MUSIC」
http://www.weld-music.com/


May 17, 2011

「water」の話 その4

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ダ・ヴィンチで連載していた大槻ケンヂさんの「ロッキンホースバレリーナ」。

「water」に掲載したのはカラー関係だけですが、連載では白黒で毎月3枚ほどの挿絵を描いていました。1年位ちょいくらい描いてたのかな?
当時はまだ「I'll ‐アイル‐」の連載中で、これがまた困った事にダ・ヴィンチと月刊少年ジャンプの発売日が同じ日っていう。発売日が同じという事は〆切りもほとんど同じ…。大槻さんの原稿が上がる頃には、僕も危険ゾーンの真っただ中で、毎月、ヤッベー!どうしよう!的な状況でした。
ほんと、迷惑かけるばかりの人生だったなあ…。今もか。

大槻さんとは何度も打ち合わせをさせてもらいながら、連載中はずっと探りながら描いていたゴスの女の子「町子」。
自分は大槻さんの思い入れほどに「町子」を描けたんだろうか?
毎月バタバタの中、書籍化された時も最後まであの絵で良かったのかと気に掛かっていました。
単行本用に一度渡した原稿を夜になって、やっぱり違う!と思い立ち、深夜にメディアファクトリーまで車を走らせ、直した絵を直接会社のポストに投函したというアホな思い出も(笑)。

それから数年が経って、
筋肉少女帯が再結成してアルバムを出す事になり、僕にジャケットの依頼が。
それは、大槻さんがロッキン挿絵の「町子」絵をとても気に入って下さっていて、もう一度「町子」を描いて欲しいというお話でした。
そして、ほぼ同時に「ロッキンホースバレリーナ」が文庫化するので、連動した絵。例えば色違いの絵でカバーに出来ないかと。

嬉しい、だけでは終わらせられない。僕もここで「町子」にケリをつける絵を描かないと。
筋肉少女帯「新人」のジャケットは、そんな気持ちで描いた町子の笑顔でした。
ちなみにこの抱えているベースは、『San francisco』のジャケットと同じもの。大槻さんのアイディアで、古ファンへの心憎い演出です。



そして。
なぜか「water」著者近影にはウチの猫どもの絵。

これは白泉社で描いたエッセイ漫画「銀蔵と火助」の予告カラーです。
うわー、そっくり!!……って、誰にも伝わらない。
この絵のポイントはね、銀蔵のデコに血がにじんでるとこなのです。
これは火助にパンチされてよくこうなってるから……(笑)。



Amazon 浅田弘幸イラスト集 「Water」


May 10, 2011

「water」の話 その3

「shine」と「water」、
二冊に別れたのは単純に収録枚数の問題だったりするんですが、もうひとつ。
テガミバチ絵の入る画集は小さな子の目にも触れるだろうという事で、
担当、デザイナーさんとも「裸」の絵の扱いをどうするべきか話し合っていました。
一冊でまとめた場合、裸の絵や、点数が多くて収録しきれない絵も出てくるので、それらを外す事も検討しないといけない。

うん。分けて発売してもらえて良かった。
残念ながら「water」に入れられなかった絵もありますが、
それでも二冊になったおかげで、たくさんのカラーを収録する事が出来ました。

下のも入れられなかった一枚。チラ見せ。

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裸体は内面は勿論、その人物そのものを描く事が出来ると思っています。
色の統一感…絵世界の統一感も出るので、個人的にはもっと普通に描いてみたいんですが
テガミバチが始まってからは、せめて子供も見るだろうアニメが終わるまではと、少し控えていました。
これからまたちょっとずつ。ね。機会があれば。


季刊エスでの「名作物語」の連作は、インデックスの絵タイトルと一緒に読むと、
より楽しんでもらえるよ(笑)。
「カエルの王子(壁に叩き付けられて魔法解除)」の下絵は「漫画で励まそうプロジェクト」のチャリティーに出しています。



「デジタルまんが祭りinうつのみや」震災復興支援「漫画で励まそうプロジェクト」
チャリティーグッズ一覧
http://www.manynoah.jp/digiman/goods.html


May 08, 2011

「water」の話 その2

★ I'll ‐アイル‐ とアナログ絵

最初の画集からこぼれてしまったアイルのカラー。
漫画の延長として、絵自体ではなくキャラらしさが出るように、表情だったり、シチュエーションを大事に描いていたのを思い出します。
砂浜に5人が並ぶ絵は、この漫画、最終回のセンターカラー。塗りながら少しだけ寂しくなった記憶。

黒いページにところどころに入れてもらったデザインは当時僕が作ったTシャツのロゴだったり、バンダナだったり。
今はこの頃ほどロゴだのデザインだのにこだわる事は少なくなりました。
昔はクオリティの(というか意識が)低かったジャンプ少年漫画のデザイン関係も、最近は総じて洗練されてきていると思います。

ちなみに先の「shine」と、この画集のデザイナーさんは、アイルの頃からお世話になってる方で、テガミバチも全てやってくれている信頼出来る方です。
今回も何も言わずに中也の絵を最初にもってきてくれる「分かってくれる」人。
けしてクレジットには名前を入れない、完全裏方思考の硬派なデザイナーさん。なんか、そんな所も素敵だよね。
6月から刊行予定の「I'll ‐アイル‐」のコミック文庫のデザインもこの方がやってくれる事になりました。
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画像は当時ボツにしたアイルの未完成絵のカラーコピーです。
今思えば、もう少し割り切って…、もう少し力抜けよ、って思うけど。
特に当時は納得いかないものを出してお金をもらう事に罪悪感があったので、本当にボツにしたものは多かった。
ほんとに見せられないヘボい絵も多かったんですが。

ボツといえば、梶研吾さんの原作で描いた小説「バトルホームズ」の手紙を手にしている口絵。
お蔵入りしていた方の絵も掲載されています。恥ずかしいけど、時が経った今は距離をもって見れるので大丈夫。
ていうか今見ると、どっちの絵もたいして変わらないじゃん…(笑)。

ちなみにドイルの設定したホームズの目は「灰色」なんですが、
このシリーズの挿絵たちは絵によって、差し色として目の色を変えています。
シャーロキアンには怒られそうだけど。ホームズは僕も相当好きで、その上で描いているのでご勘弁を。

アナログ絵はワトソン紙にカラーインクと透明水彩、色鉛筆&鉛筆で描いています。
これもいつかの話ですが、アナログでバッチリ完成させた後にPCで最終調整…という形をメインのスタイルにしてみたい。
きっと一番思い描く仕上がりに近づけると思ってます。
でも連載漫画家の絵としてはちょっと手間掛かりすぎになるだろうなあ…。
ちなみに画集では季刊エス第1号(中島裕介さんの本のカバー)や、その次の「母を訪ねて三千里(家出)」などはそんな形。


「water」で、僕の「イラストのこれまで」はリセットされたという感覚です。
これからまた、ひとつひとつ築き上げていかないといけない。大変だ。嫌だなあ(笑)。

そんな画集を手に取って下さった皆さんのために、もう少し「water」与太話、続けてみようと思います。

May 07, 2011

「water」の話 その1

先日発売になった画集「water」の絵について少し書いてみます。

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オープニングを飾るのは、
僕の今までのイラスト仕事の中でも特別思い入れのある一枚、
2008年の集英社文庫 中原中也の詩集の一年間限定カバーとして描かせてもらった絵です。

主線を鉛筆で描いて、背景は茶系の色鉛筆でハーフトーンに仕上げてます。
細かい影や色がのる場所に、何枚かパーツ分けにしてコピックと色鉛筆で着彩して
PCで合わせて諸々調整。でもこの絵は、普段やるような過程……
例えば服の素材の質感を上げるとか、そういう所にこだわるのは違うと思って。
いかに絵自体のもつ力。迫力を上げるかに気持ちを注ぎました。

見開きの、中也の故郷、山口県の中原中也記念館に寄せた絵。
最初に頂いた記念館さんからの依頼は3ページ分のエッセイというお話でした。
でも僕の本職は絵を描くこと…。
せっかくの機会なので一枚絵を描きますとお返事して。
その時の文章は「water」巻末に収録しています。
自分の中でこの絵と寄稿文はセット的なノリなのと、なんか…後書きっぽいでしょ(笑)。

「銀河鉄道の夜」の絵も集英社文庫のカバーです。
今更書くまでもなく昔から大好きな作品で、話を頂いて気合い入りまくるわけですが、
これ、描いた月がちょうど友達の命日辺りで、妙にジョバンニと気分がシンクロ。
ブログにも書いた気がするけど、おかしな夢見たりと何か変な、高くて重いテンション。
だから逆に気負い過ぎてしまい、脳内イメージまで辿り着けなかった気もする……そんな一枚です。
絵はもちろんこの時のベストなので満足してますが、出来ればいつか、
何年か経った頃にもう一度描いてみたい。





仲良くしてるBRAVE SONGさんのミーティングという名の新たな試み。
8日、インダストリアルスタイルの家具ショップHOUSE OF FER TRAVAILにて。
HPを見てみて。滅茶苦茶格好良いお店です。

BRAVE SONG WEB JOURNAL
BRAVE SONG ミーティング、急遽 開催決定!

HOUSE OF FER TRAVAIL
http://www.fertravail.jp/


May 02, 2011

皆さんありがとう

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お祝いコメント、本当にありがとうございます。
たくさんの方に祝福してもらって僕らは幸せ者だ。保存していつか息子に読ませます。

初めての沐浴(お風呂)は僕がやらせてもらったんですが、助産師さんに「完璧!」のお言葉頂きました。前の晩、火助で練習したからね(笑)。
退院して、24時間フル稼働。眠れない忙しい日々が始まりました。

先日のグッズはボン・ジョヴィのプロデュース(笑)。
まだまだ出番は無さそうだけど。ドイツ製でなかなかちゃんとしてます。

ROCK STAR BABY
http://www.rockstarbaby.jp/




「デジタルまんが祭りinうつのみや」
震災復興支援「漫画で励まそうプロジェクト」
に参加しています。
色紙、「water」に掲載したイラストの下絵原画、画集「shine」、
今では手に入らないポストカードとテガミのステンレスボトル、アイルのグッズセット(アイルボックス、クリアファイル、全巻収納ボックス)などを提供しました。全てサイン入りです。
販売はオークションやイベント等で行われるとの事。 詳細はHPでチェックしてね。
一人でも多くの方に参加してもらえたら。宜しくお願いします。




あまりにバタバタしてて忘れてた…!

本日、テガミバチ以外のイラストを集めた浅田弘幸画集「water」発売日でした。

詳しい話はまた後日書かせてもらいたいんですが、何というか、これもまた僕の子供達みたいなもの。
とにかく見て、感じてもらえたら嬉しいです。

at 19:46|PermalinkComments(78)clip!日々