July 2008

July 07, 2008

ジャンプスクエア8月号


asada hiroyuki.com-nakahara-p


画像は「汚れつちまつた悲しみに……」の書店さん用ポスター。
下はナツコミフェア、対象コミックスを購入すると貰えるしおり付きクリアブックカバーです。
選べる本屋さんもあると思うので、機会があったらもらってやって下さい。


ジャンプスクエア8月号も発売しています。テガミバチ巻頭カラーです。
漫画の世界観…イメージを固めようと、連載開始からずっと青や紫ベースの
色構成で塗ってきたんですが、今回は少し違うノリです。見開きの表紙は緑色。
緑も好きでイラスト仕事ではよく使っていますが、テガミバチでは初めて。
・・・のわりにまったく違和感ない気がする。なんでだ?
物語は一通の手紙にまつわる、この漫画のベーシックな形の一本。
僕の大好きな「田舎っぺ」ものです。「田舎っぺ」萌え属性、浅田弘幸。

アニメ情報もぼちぼち載り始めました。
小さい子からお父さんお母さんお年寄りまでガッツリ楽しめる物語になりそう。
声優さんもメインキャストが……。まだ言えません、すいません! お楽しみに。

今月号には中原中也詩集の別バージョンのイメージ画ポスターも付いてます。
スクエア・ポスターの方は、中也作品のイメージにしては少々幻想的・・・
どちらかというと「ダークサイドに堕ちた風の又三郎」という感じの仕上がりっぽいです。
コーパー…(ベイダー息)。

バックには、小林秀雄が「中原中也の思い出」で綴った、
中也の晩年、因縁のあった二人が和解したと解釈されている場面・・・

「晩春の暮方、二人は石に腰掛け、海棠の散るのを黙って見ていた。
 花びらは死んだ様な空気の中を、まっ直ぐに間断なく、落ちていた。」
(小林秀雄「中原中也の思い出」より抜粋)

鎌倉の妙本寺境内で中也と小林が見た海棠(かいどう)の花を描きました。
…といいつつ、ここはディテールじゃなかったなー、と、
フィニッシュ時にバッサリいじってしまったので、何が描いてあるか
よく分からなくなってしまいましたが。

こちらもあくまでもイメージ絵で、中原中也像を描いた訳ではありません・・・。


そして…、交流のあるジャンプスクエア創刊メンバーの作品が最終回を迎えました。
遠藤君、稜之君、お疲れ様でした。
次回作期待しています。また一緒に頑張ろう。



★★★

鎌倉妙本寺の、二人の見た木は枯死してしまったようですが、
今はその後を継いだ海棠の花が春に境内(祖師堂の左右)で見ることが出来ます。
僕も今年は忙しくて見れなかったけど、来年は…行きたいです。