May 2008

May 29, 2008

仕事旅のことなど


去年のFrance旅は楽しかった…。今年は何処にも行けない予定です。ガクーン。

見たもの聞いたもの感じたもの…体験が自分の中に刻まれて、咀嚼されて自分の一部になる…
机にしがみついてばかりの漫画家にとって、「良い旅」は意外に重要です。
ちなみに去年のはバカンスではなく、仕事旅でした。
ジャンプSQ.編集長に感謝です。普通の旅じゃあり得ない良い経験も出来ました。

今回は仕事がらみで行った旅のことなど書いてみよう。

月ジャン「I'll‐アイル‐」の連載中に、NBAの取材で96年にアメリカへ行きました。
ジョーダン、ピッペン、ロッドマン・・・生Bullsヤバ過ぎ。Magicのペニーも凄かった。
台湾へは地元の長鴻出版社の方に招待されてブックフェアに参加しました。
二百人もの方が集まってくれたサイン会や、取材の数にも驚かされました。
招待してくれた出版社の皆さん、地元メディア、ファンの方々に暖かく迎えてもらって、
忙しいながらも楽しかった仕事でした。ナイスガイな通訳君、今も頑張ってるかなあ。
台湾はプライベートでもまた行ってみたい。

国内の仕事旅では一昨年の冬、高校生アーティスト育成事業というイベントで高知県へ。
普段なら絶対にお断りしている講義系のイベントなのですが、
先輩であり友人の高知在住の漫画家・正木秀尚さんに誘われたということもあって、
この時だけはその正木さんと一緒に壇上に上がらせてもらいました。
前日は朝方まで、ROCK BARで酒呑みながら打ち合わせ。
当日は漫画家を目指す子達の熱さにあてられて血がグルグル回りました。皆凄く絵が上手だった。
空港への帰り道途中に寄ってもらった「桂浜」が気持ち良くて印象に残っています。
龍馬の銅像でかかった。ぜよ。

個人的な旅とは、ちょっとだけ違う仕事の旅。
あの日、あの時に出会ったあの方々、あの子達。また何処かで会えることはあるんだろうか。

ちなみにテガミバチはフランスでも出版が決まっています。
現在はイタリア、中国、韓国、台湾、シンガポールを皮切りに翻訳されて旅立ちました。
漫画で会えるかもしれませんね。


その、高知在住の漫画家・正木秀尚さんの新刊が小池書院から出版されました。
「ひきずり香之介 狐落とし」。ー憑いた狐と己の過去と、しがらむすべてを落としますー(帯より)
妖艶な「匂い」香る一冊です。大人の漫画が読みたい方は是非。
巻末には宇仁田ゆみさんの寄稿も。宇仁田さんにもしばらく会っていないけど元気かな。
香之介が掲載されていた「刃-ジン」が今号で一端休刊とのこと。良い雑誌だったのに残念です。
asada hiroyuki.com-masaki



at 21:17|Permalinkclip!日々 

May 02, 2008

第四巻とSQ.6月号

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「テガミバチ」第四巻、ジャンプスクエアの6月号、本日出ています。

この第四巻からスクエア連載分となりました。
そして…まずはお詫びと訂正から。
今回のコメントで「オーヴェルジュ・ラヴーの二階」とありますが、
ゴッホの下宿部屋は三階の屋根裏部屋のような所でした。すみません。
二階はお土産スペースだったのを思い出しました。うー、しまったー。

オビの告知であるように、今秋全国10会場を巡るジャンプスーパーアニメツアーで
「テガミバチ」、アニメにして頂ける事になりました。wow!
詳細はもう少し先になりますが、報告できる事はこのblogでも書いていきますので、
続報を期待していて下さい。
監督をはじめ、強力なスタッフ陣で、凄く期待できそうです。楽しみ!

今巻も誰も気付かない(え…?)、細かい修正をあちこち入れていますが、一つだけ。
61ページ目の1コマ目。久々に描いたザジとコナーが少々ちびっこ過ぎた気がしたので
顔部分を切り貼りしてちょっと等身の調整をしてみました。

テガミの活版原稿は全てアナログなので、「ちょっと調整」といっても
切ったり貼ったり消したり足したりです。こんな修正はデジタルだと楽かな?と思いつつ、
1枚だけデーターで渡すのもなにか変な気がして、そのまま工作しました。
この先、僕の漫画も仕上げ作業くらいはデジタル化する日が来るのかな?
でも、デジタル以上に、紙とかペンとかカッターとか…便利なんですよね。
スクエア掲載分を持っている方は比べて、その微妙さに微笑しちゃって下さい。


スクエア5月号の本編は、前回書いたようにヤバいスケジュールに後半かなりモーローとしていて、
アリアのベタを塗り忘れたり、トーンの指定をあちこち忘れていたり…
これもまた、次の単行本作業で直して・・・と。なんだかずっとそんな繰り返しですね。
今回は久々に主要キャラが勢揃い。あの人とかあのアレはアレだしまだアレですけど。
SQ.になって初めてアリアさんも台詞がありました(笑)。よかったよかった?

ともかく、おまけも微妙に増量(当社比)した気がする「テガミバチ」第四巻…、
宜しくお願いします。
公式サイトの掲示板でも気軽に感想など寄せてもらえたら嬉しいです。

May 01, 2008

あした

様々な方に迷惑をかけながら、なんとかGWスケジュールも原稿を納品する事ができました。
関係者の皆さん、いつも本当にすみません。感謝しています。
しかし…良い仕事をしようと思えば思うほど手が抜けず、迷惑をかけてしまうというこの矛盾。
(イラスト仕事が煮詰まっている今日も、きっとあの方やあの人に迷惑をかけているに違いない)
SQ.創刊から半年、イラスト仕事含めて毎月何かしらのカラー絵も描いていたりと、
ぼちぼち疲れも蓄積してきているので上手に力抜いて休まないといけないのですが…そういうの本当ヘタで困ります。

そして‥‥
明日はジャンプSQ.6月号&、テガミバチ第四巻「嘘テガミ」が発売!になります。YEAH。
週ジャンでの告知で、もうご存知の方も多いと思いつつ、
4巻のオビとSQ.には嬉しい新企画のお知らせもあります。企画は着々と進行中。
是非楽しみにしていて下さい。

そして今回は4枚のカラーが付くため、定価460円(税込)となります。ご注意下さい。
テガミバチをテスト・ケースにして、SQ.の単行本も
カラーページが収録されるものが多いようですね。
決まってしまえば簡単なようですが、テガミバチ1巻の時…、ミリオン級以外のJCでも
カラーページを付けてもらえないかと交渉し、それがOKになるまで本当に大変でした。
あの時に協力してくれた方々の努力が今日につながるのは嬉しいこと。
カラーの枚数による価格の変化や、細かい増刷が出来なくなる等、まだ問題も色々あるようですが。
多少割高でもカラーページが付いてて良かったと思ってもらえるように頑張っています。頑張ります。

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画像はサイン会の時に頂いた手作りのステーキ人形!(腕に装着可能)
なんというハイ・クオリティ…ありがとう!
猫を襲ったり、頭にのせたり(笑)して遊んでますよ。ヌ。